the art fair +plus-ultra 2013
Spiral Garden (Spiral 1F)
WALL-No.28
2013.10.26 – 10.29
自然の風景を、植木鉢の中に切り取って作り出す盆栽。
近年は海外でも注目を集めています。
今回は「花鳥風月」と題し、斉藤望・山村龍太郎毅望に加え、盆栽家の山田香織を紹介します。 斉藤と山村は2010年のプリュス-トウキョウ・コンテンポラリーアートフェアにて紹介しました。
斉藤の作品は、金箔の上にテンペラ・アクリルを用いて写実的な植物を描いています。金箔の上で妖艶な美を演出した画面からは独特の陰影、オリエンタルな世界観を感じさせます。
山村の作品は群生する色彩の植物をどこまでも細かく、徹底して精緻に描きます。花や葉、それに群がる蟲が蠢きひとつの塊となり一つの画面に強烈な存在感と立体感を放ちながら浮遊しています。
山田は江戸時代から続く名門の盆栽園、清香園の五代目。 手軽に始められる新たなスタイルを確立し、女性の間で人気を集めています。 また、NHK教育テレビ「趣味の園芸」の前キャスターとして活躍しメディアにも多数取り上げられています。
今回は二人の描くそれぞれの植物と盆栽という伝統的な植物を一緒に展示し、植物というカテゴリーは同じでも相反する作品を紹介します。
Oct. side 2013/10/26 (Sat.) – 29 (Tue.) 11:00 – 20:00
WALL-No.28
Director 石井 信
入場料:無料
会場:Spiral Garden (Spiral 1F)(港区南青山5-6-23)
主催・企画制作 システム:ウルトラ (株式会社ワコールアートセンター/株式会社レントゲンヴェルケ)
山村龍太郎毅望 Ryutarotakemochi Yamamura
1976年熊本県生まれ。
東京藝術大学大学院修士課程修了。
墨のみを用い、植物や昆虫を極めて精緻に描き出す。
花や葉、虫たちが絡み合いひとつの塊として立ち上がる画面は、
静謐でありながら圧倒的な存在感と密度を持つ。
墨の濃淡による繊細な陰影は、
自然の構造に潜む時間や気配を浮かび上がらせる。
Ryutarotakemochi Yamamura
Born in Kumamoto in 1976.
Completed his MFA at Tokyo University of the Arts.
Working exclusively with ink,
he creates highly detailed depictions of plants and insects.
His compositions—where flowers, leaves, and insects intertwine into dense formations—
possess both stillness and overwhelming presence.
Through delicate gradations of ink,
his works reveal hidden layers of time and presence within natural structures.

