高塚省吾(1930–2007)
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創業30周年特別企画 SHIKISAISHA | Kyobashi
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高塚省吾展 裸婦 SHIKISAISHA | Kyobashi
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高塚省吾展 sculpture SHIKISAISHA | Kyobashi
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高塚省吾展 2018 SHIKISAISHA | Kyobashi
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Biography

略歴
1930年 岡山県岡山市巖井に生まれる。
1949年 岡山県立第二高等学校(現・岡山県立操山高等学校)卒業。東京藝術大学美術学部油画科に入学。硲伊之助、久保守、梅原龍三郎、林武に師事。
1953年 東京藝術大学美術学部油画科卒業。日本アンデパンダン展に出品(以後5回)。
1954年 東京藝術大学の仲間と「8人の会」を結成。銀座・村松画廊で第1回展を開催 (以後5回)。
1955年 銀座・村松画廊にて初個展。以後、全国各地で190回を超える個展を開催。映画美術、舞台美術、衣装デザイン、装幀、挿絵など、多彩な分野で活動する。
1969年 ヨーロッパスケッチ集『ようろっぱすけっちぎゃらりぃ』(ブロンズ社)を刊行。新宿・伊勢丹にて個展開催。
1977年 国際青年美術家展入選。
1978年 ジャパン・エンバ美術賞展入選。
1979年 現代の裸婦展(日動画廊)入選。ミロ国際素描コンクール(バルセロナ)入選。
1980年 『高塚省吾素描集 おんな』(芸術新聞社)刊行。
1981年 ソヴィエト文化省の招待によりソ連を訪問。現代の裸婦展、太陽展、日動展へ以後毎年招待出品。
1984年 銀座・日動画廊にて個展(1986、1991、1995、2000年にも開催)。
1985年 日本橋三越にて個展(以後多数開催)。
1988年 彫刻家・田原良作に師事し、木彫・彫塑を学ぶ。
1991年 『高塚省吾作品集』(芸術新聞社)刊行。
1992年 『高塚省吾パステル画集』(芸術新聞社)刊行。
1993年 『高塚省吾素描集 女たち』(芸術新聞社)刊行。
1995年 『高塚省吾作品集 光と風』(芸術新聞社)刊行。
1996年 銀座・日動畫廊「樹要会」に招待出品。『高塚省吾素描集 裸婦』『高塚省吾の絵の話』(芸術新聞社)刊行。
1997年 『美神讃歌』(美術出版社)、『高塚省吾作品集 まぶしい季節』(芸術新聞社)刊行。
1998年 上野・松坂屋、名古屋・丸善、銀座・三越、京橋・四季彩舎など全国各地で個展を開催。
1999年 松山三越、大阪三越などで個展。『高塚省吾画集 女』(美術出版社)刊行。
2000年 銀座・日動畫廊にて個展。『高塚省吾画集 あさきゆめみし』(芸術新聞社) 刊行。
2007年 5月28日逝去(享年76)。
主な個展
京橋・四季彩舎
銀座・日動画廊
ギャルリーオブジェ
銀座・村松画廊
日本橋三越
銀座・松屋
新宿伊勢丹
上野松坂屋
松山三越
大阪三越
その他、全国各地にて190回を超える個展を開催
主な受賞・出品
日本アンデパンダン展(5回出品)
国際青年美術家展 入選
ジャパン・エンバ美術賞展 入選
現代の裸婦展(日動畫廊)入選・招待出品
ミロ国際素描コンクール(バルセロナ)入選
太陽展 招待出品
日動展 招待出品
樹要会 招待出品
主な出版物
1969年 『ようろっぱすけっちぎゃらりぃ』(ブロンズ社)
1970年 『しらける』(ブロンズ社)
1972年 『北富士からの絵っ声』(自費出版)
1980年 『高塚省吾素描集 おんな』(芸術新聞社)
1991年 『高塚省吾作品集』(芸術新聞社)
1992年 『高塚省吾パステル画集』(芸術新聞社)
1993年 『高塚省吾素描集 女たち』(芸術新聞社)
1995年 『高塚省吾作品集 光と風』(芸術新聞社)
1996年 『高塚省吾素描集 裸婦』(芸術新聞社)
1996年 『高塚省吾の絵の話』(芸術新聞社)
1997年 『美神讃歌』(美術出版社)
1997年 『高塚省吾作品集 まぶしい季節』(芸術新聞社)
1999年 『高塚省吾画集 女』(美術出版社)
2000年 『高塚省吾画集 あさきゆめみし』(芸術新聞社)
2004年 『高塚省吾画集 いろはにおえど』(芸術新聞社)
2009年 『高塚省吾画集 美しうるわし』(芸術新聞社・没後刊)
Biography
髙塚省吾は、戦後日本の人物画を代表する画家の一人です。
1930年、岡山県に生まれる。東京藝術大学油画科で梅原龍三郎、林武に師事し、卒業後は映画美術や舞台美術、デザインなど幅広い分野で経験を積みました。
その後、本格的に絵画制作へと軸足を移し、生涯にわたり女性像を主要な主題として制作を続けます。透明感あふれる裸婦像をはじめ、気品ある人物表現によって独自の画境を築き、戦後日本の人物画に確かな足跡を残しました。
1955年の初個展以来、全国各地で数多くの個展を開催するとともに、「現代の裸婦展」をはじめとする主要な展覧会へ継続的に出品し、高い評価を築きました。また、油彩画に加え、パステルやブロンズ彫刻にも意欲的に取り組み、人物という普遍的な主題を多様な表現によって探究しました。
1970年代後半のヨーロッパ滞在は、高塚の芸術観に大きな転機をもたらしました。帰国後には曹洞宗で受戒し、精神的な探求を深めるなかで、与謝蕪村の
「涼しさや 鐘をはなるる かねの声」
という一句を深く愛し、「鐘の音が消えた後に残る余韻を絵画で表現したい」と語っています。
この言葉は、高塚芸術を理解するうえで重要な手がかりとなっています。
以後の作品では、卓越した描写力に支えられた人物表現に加え、静かな空気感と簡潔で洗練された画面構成、そして鑑賞後も心に残る余韻がより色濃く表れるようになります。こうした美意識は、油彩、パステル、彫刻という表現の違いを超えて、一貫して高塚作品に通底しています。
2007年に逝去。人物という普遍的な主題を通して、静けさと気品、そして「余韻」という独自の美意識を追求したその画業は、今日においても戦後日本の人物画を語る上で重要な位置を占めています。
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