森田夏鈴
Karin Morita

個展 2024 Quarter Room presents「the Bartender’s Order」(Quarter Room) グループ展 2024 ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024 2023 2人展「RAW -森田夏鈴 / SAKAMOTO ENTERTAINMENT-」(+ART GALLERY) independent tokyo 2023 watowa art award 2023 exhibition (watowa gallery THE BOX TOKYO)
森田夏鈴は、三重県の自然環境と幼少期からの料理経験を背景に、「食」を主題とした作品制作を行うアーティストである。
食べるという行為は、本来、他の命を取り込み自身の命を繋ぐ、生と死が交差する営みであり、古くは神事としての側面も持っていた。しかし現代においては、その本質的な意味は希薄化し、視覚的な美しさや味覚的な快楽へと関心が偏りつつある。
森田は、動植物の食材を観察し、料理し、食べ、描くという一連の行為を通じて、自然の理と身体感覚を再接続することを試みている。作品は「いただきます」という行為の延長として位置づけられ、命への感謝と自己への内省を促す装置として機能する。
果物や食材といったモチーフは、嗜好品として消費される存在であると同時に、自然の循環の中で生命を繋ぐ役割を担っている。森田は、その二重性に着目し、自然と人工、消費と生命のあいだに横たわる関係性を可視化する。
2025年より開始されたプロジェクト「美味礼讃 – Fruit in Season –」では、1年間にわたり「旬」をテーマにした作品を継続的に発表。食を通して生命の本質を問い直す試みを展開している。
三重県出身。2016年三重大学教育学部美術教育課程卒業。2025年よりオーストラリアへ留学、2026年帰国予定。帰国後、四季彩舎にて個展を予定している。


