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三平硝子
Shoko Mihira
三平硝子(1979年 東京都生まれ)は、ガラスを素材とした立体作品を中心に制作を行うアーティストである。アメリカのガラス作家Ziiに師事し、バーナーワーク技法を用いた表現を基盤としている。
ボロシリケートガラスをバーナーの炎で溶かし成形することで、繊細かつ有機的なフォルムを生み出す。作品内部に液体や糸を封入することで、内面的な感情や経験を可視化し、光の屈折や透過によって変化する多層的な表情を獲得している。滑らかでありながら堅牢なガラスの構造は、空虚さと物質性という相反する要素を同時に内包し、独自の存在感を形成する。
日常生活や個人的な経験、出会った人々との関係性をもとに生み出されるモンスターは、コミカルでありながらも人間の感情や記憶を反映した存在として表現される。それぞれの作品には共感や物語性が内在し、鑑賞者の経験と重なり合う契機を生み出している。
